米MS、Windows XPへのダウングレード権を2020年まで延長
米Microsoftは7月12日(現地時間)、Windows 7とWindows Server 2008 R2のSP1ベータを公開したが、これと同時にWindows 7に付与されていた旧OSへのダウングレード権の延長もアナウンスされている。従来までWindows 7 SP1の提供とともに消滅するはずだったダウングレード権だが、今回の措置でWindows 7のライフサイクル終了まで継続されることになり、これを解釈すれば最大2020年1月までWindows XPへのダウングレードが可能なことを意味する。
Windows 7で提供されるダウングレード権とは、主に企業ユーザーを対象に新OSへの移行期間が必要とされる場合、暫定的にWindows 7のライセンスを使って旧OSの利用が可能になるというものだ。特にOEM経由で出荷されるマシンは、新OSリリースと同時にプリインストールされるOSも新環境へとリフレッシュされるため、このダウングレード権を行使することでマシン自体を新調しても旧OSの環境を使い続けることが可能になる。対象となるのはWindows 7のUltimate、Professional、ボリュームライセンス版(含むEnterprise)のライセンスで、Windows XP Professional(Tablet Editionを含む)またはWindows Vista Business/Ultimateの32/64ビット版へのダウングレードが行える。もともとはWindows Vistaで導入されていた措置で、それがそのままWindows 7へと引き継がれた経緯がある。
XPXPXP・・・ いつまで続くのでしょうw
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