FreeNASの最新ベータ版となるFreeNAS 8 Betaが公開された。FreeNASはFreeBSDをベースに開発されたNASソリューション。ZFSなどさまざまなストレージ技術を活用した多種多様なNASを構築でき、Webブラウザから簡単に管理できるという特徴がある。FreeNAS 8 BetaはiXsystemsのもとで開発が実施された初のバージョンになる。FreeNAS 8 Betaにおける主な特徴は次の通り。
FreeBSD 8.1-RELEASEベースのNanoBSDへアップグレード
Python Djangoフレームワーク/DojoフレームワークベースのWeb GUIへ作り替え
システム設定をSQLiteデータベースへ一元化
Samba 3.5の非同期IOを有効化しパフォーマンスを向上
起動メカニズムをrc.dメカニズムへ統合
ZFSに対応
これまでFreeNASで実現されてきた独自機能の多くがFreeBSDの提供しているデフォルトのメカニズムへ統合されている。これはFreeBSDのバージョンアップへ迅速に対応するため。今後はFreeBSDの新リリースに対して早いタイミングでFreeNASの最新版が公開される見通し。また、Web GUIやパッケージなどのモジュール化を進め、サードパーティがFreeNASを簡単に拡張して利用できるように作り替えられている
FreeNAS 8 βはSourceForge.netからダウンロード可能です。
参考URL :: FreeNAS: The FreeNAS server
参考URL :: FreeNAS プロジェクト日本語トップページ - SourceForge.JP
AD :: FreeNASで作るiSCSIサーバー構築ガイド―Hyper‐V用ストレージに向けて
No comments:
Post a Comment